週間日記(2022/07/19-7/29)

 

2022/07/19 Tue.

 溜め込んだ色々なデータを整理したり、散らかった机の上を片付けたりしているうちに一日が終わってしまった。外付けハードディスクの中身を整理したのだと思っておくことにする。実際、スマホは私にとってすっかり外付けハードディスクになってしまった。メモ帳アプリ、画像フォルダ、検索機能、辞書や漢字変換等々。元々できていたことがスマホに頼っているうちにできなくなっていくのはいかがなものかと思うけど、スマホでできる分はスマホで補って、スマホになしえないスキルを伸ばしていけたらそれはそれで良いのかもしれない。

 そういえば、タブレットを買ったのだった。イラストや文章作りへのハードルがパソコンよりも低いような気がして購入してみたが、これが大失敗だった。何せタブレットに関する知識がないものだから、よくよく調べずに勢いで安い物を買ってしまい、iPhoneでもAndroidでもないというよく分からないタブレットはすこぶる使い勝手が悪かった。しかも、対応しているアプリが少ないものだから、うっかり正規のものではないアプリをインストールしてしまって、個人情報が抜き取られていやしないかとひやひやする始末。慌ててアンインストールしてパスワードを変えたけど、大丈夫かな。安いタブレットとはいえ、月収6万円ちょっとの私にとっては痛い出費だった。実にもったいないことをした。勉強代が高くついたけど学びはしたので、今度はちゃんとiPadを買おうと思う。いつになるやら分からないけど。

 

2020/07/20 Wed.

 教育心理学の課題と、実験実習のレポートを進める。あまり捗らなかったけれども。一昨日桃のタルトを作って残っていた卵白で、ラングドシャを焼いた。

2020/07/21 Thu.

 仕事。観葉植物の水やりと、多肉植物の手入れ。ねむの木とおじぎ草とエバーフレッシュの違いを説明できて嬉しかった。職場の人達と話すのは楽しい時もあるけど、時々びっくりするような差別的な冗談(冗談ではない)やマイクロアグレッションをぶつけられるから油断ならない。

 

2020/07/24 Sun.

 10年振りのTOEICを受けに行く。試験会場の大学へ行くバスが分からなくて、乗り遅れるぎりぎりの所だった。着いた大学のキャンパスがまた広くて、あやうく迷子になりかけた。試験中はひたすら睡魔との闘いだった。勉強をし始めると自分ではどうしようもないほど眠くなるのがここ数年の悩みで、問題を解くどころではなくて泣きそうになったけど、右隣と後ろからも何度もあくびが聞こえてきたので、他の人でも眠くなるような試験なんだと思って少しほっとした(ほっとしてはいけない)。試験を終えて、キャンパスからバス停に向かうまでまた迷ってさまよった。

 午後は街中を一人でうろうろして楽しかった。美術館で西洋絵画を見て、別の特別展でコラボしていた推しのグッズを買い込み、市街地のお店をひやかした。お昼はスパイスたっぷりのカレーを食べた。雑貨屋とソフトクリーム店で接客してくれた人がそれぞれ優しくて、少しだけど知らない人と話ができておもしろかった。都会はかわいいものやおもしろいものがたくさんあって羨ましくなる。一人で買い物に行くと、自分が見たいお店をゆっくり見て回れるから楽しい。

 美術館で見た作品のメモ。ジャン=バティスト・モノワイエ「花」、コルネリス・ファン・スペンドンク「花と果物のある静物」、ジョセフ・ロデファー・デキャンプ「静物、バラ」、ルネ・マグリット「観念」、ルネ・マグリット「再開」のポストカードを買った。スペンドンクの描いたぶどうが、果実が透き通っているようできれいだった。植物が描いてあることが多いからか、静物画は結構好きかもしれない。ヴァニタスという用語をちゃんと調べておきたい。

 

2022/07/29 Fri.

 三日間の遠隔授業の一日目。授業開始一時間はなんとか我慢できたものの、その後に猛烈な眠気が来て長谷川式スケールの解説を半分聞き損ねた。なんでこんなに眠くなるのか。精神科の薬の副作用という可能性も無きにしも非ずなので、今度こそ薬をやめてみたい。①薬の効果でぼんやりしたり眠くなったりしているなら、薬無しのありのままで鮮烈な感情等を体感したい、②いつか合法な環境下で大麻やサイケデリックスをやってみたいので、それまでに処方薬をなくしておきたい、③献血をしてみたい、この三つが今のところの薬をやめたい理由。これがなければ飲み続けても良いかもしれないけども。